自殺、孤独死等の増加でその需要が増え続けている特殊清掃とは何か。
特殊清掃士
特殊清掃士になるためには、その養成講座を受ける方法があります。そのサイトには、「命の四原則」というものが掲げられていました。
一.現場の仕事は、除菌に始まり、除菌に終わることを忘れるな。
二.特殊清掃は、世に必要な仕事であるから、使命と覚悟を持って、働け。
三.この仕事をもって、地域社会への奉仕と自らの成長をはかれ。
四.初心を忘れず、万事に気を配り、苦労を笑って、ふきとばせ。
ということが掲げられています。
仕事内容
特殊清掃士は、正式には事故現場特殊清掃士と呼ばれ、主に亡くなった人が住んでいた部屋の清掃をすることが業務です。
そのため、普通の部屋の掃除以外にすることがたくさんあります、部屋の傷の修繕や掃除、遺品の整理や不用品処分などが含まれます。
遺体が、腐乱死体の場合は、ハエやウジがわき、異臭がこもっているので、マスクをつけていてもキツく、耐えられない人もいます。
また、事故や事件、自殺の場合は、運が悪いと壮絶な現場を目にすることになります。
警察が捜査をするので、遺体を目にすることはありませんが、精神的に耐えられない人もいます。
ですので、体力もさることながら、何よりそういう現場に耐えられる適正が必要なお仕事です。
報酬については、日給月給制で、23万〜40万以上で、外国籍の方も歓迎というところもありました。
遺品査定士
特殊清掃に伴って、遺品整理、遺品の買い取りの需要が急増しております。 そんな中で、悪質な業者から、高齢者や遺族を守り、未然にトラブルを防ぐことなどを使命にした遺品査定士の需要も増えています。